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お気楽コラム
寅次郎な日々
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懐かしいお兄ちゃんとの再会。豆腐屋の節子さん。(2006,6,30)
父親との関係で悩み続けた春子さん。(2006,6,29)
最も手痛い失恋を寅に与えたマドンナ 志津さん(2006,6,28)
寅のために泣いた幼馴染み 坪内夏子さん(2006,6,27)
寅を叱れる幼馴染み 坪内冬子さん(2006,6,26)
さくらのちょっとおしゃれな日々 そのE(2006,6,25)
さくらのちょっとおしゃれな日々 そのD(2006,6,24)
さくらのちょっとおしゃれな日々 そのC(2006,6,23)
さくらのちょっとおしゃれな日々 そのB(2006,6,22)
さくらのちょっとおしゃれな日々 そのA(2006,6,21)
さくらのちょっとおしゃれな日々 その@(2006,6,20)
死の影を引きずる野中の一本杉(2006,6,19)
私の心を洗ってくれた2人のマドンナ(2006,6,18)
さまざまな源ちゃん。その変貌を辿る旅 そのI(2006,6,17)
さまざまな源ちゃん。その変貌を辿る旅 そのH(2006,6,16)
さまざまな源ちゃん。その変貌を辿る旅 そのG(2006,6,15)
さまざまな源ちゃん。その変貌を辿る旅 そのF(2006,6,14)
さまざまな源ちゃん。その変貌を辿る旅 そのE(2006,6,13)
さまざまな源ちゃん。その変貌を辿る旅 そのD(2006,6,12)
さまざまな源ちゃん。その変貌を辿る旅 そのC(2006,6,11)
さまざまな源ちゃん。その変貌を辿る旅 そのB(2006,6,10)
さまざまな源ちゃん。その変貌を辿る旅 そのA(2006,6,9)
さまざまな源ちゃん。その変貌を辿る旅 その@(2006,6,8)
仏教の王道を行く御前様(2006,6,7)
寅次郎相合い傘と『小樽のひとよ』(2006,6,6)
チャンバラ大好き、常に本気の寅(2006,6,5)
アポ無しの危険を乗り越えたマドンナたち(2006,6,4)
ひとみさんの幸せ(2006,6,3)
寅の一番好きなタイプとは!?(2006,6,2)
寅への気遣い。さくらの0、5秒の反射神経(2006、6、1)
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『寅次郎な日々』バックナンバー 懐かしいお兄ちゃんとの再会。豆腐屋の節子さん。 6月30日「寅次郎な日々」その221 第5作「望郷篇」 三浦節子さん 豆腐屋の節ちゃんは、明るくて気さくで元気で浦安の情緒たっぷりの下町っ子。 寅ともピッタリ相性が合う人だ。会話も十年来の仲良しのごとくポンポンキャッチボールが弾む。 寅とリリー。寅と節子さん。寅と千代さん。寅と夏子さん、寅と朋子さん、などなど寅と相性の いいマドンナは見ていても気持がいい。 ![]() 長山藍子さんはテレビドラマの「男はつらいよ」でさくら役を2クール、26話にわたって演じてきた。 渥美さんとは歴史のある方である。長山藍子さんは当時の思い出をインタビューでこう語られた。 「映画になる前に、テレビでやってたんですね、その時私はさくらをやらしていただいてたんですね。 で、テレビでは、あの、えっと、…たくさんの方が見てくださったみたいなんですけど、 ま、映画で、あの…お兄ちゃんが蘇るってことで、すごく嬉しいなあ〜って思ってたんですね。 そしたら、あの〜第5話ですね、「望郷篇」で、あの、マドンナでお声をかけていただいて、 またあの〜…とらやのみんなと会えるし、お兄ちゃんとも会えるし、あ、すっごく嬉しかったです。はい。 ライティングとかを直してる時間ってありますよね、で、そういう時に、やっぱり前にテレビの 男はつらいよをやってらっしゃる、どうだ?元気でやってる?おいちゃ〜ん!とか言ってね、 う〜んてつってねなんとかかんとか、二人で小さい声であのいろんなお話をしていた私語を。 そん時に渥美さんが、葦をぴゅっと、セットの中の葦を、取ってね、二人でこうやってあの… 川の水をこういう風にしながらお話してたんですよ。普通のお話を…。 そしたらそれを監督が見てらしたんですね。『今みたいにやってェ…』っとおっしゃって、 『え?』『その葦ね、捨てないでそのままやって…』っておっしゃって、それで二人で何か心の 通い合ったよな、通い合わないよな…フフ、とてもね、あの…素敵なシーンになりました。満月…でね。 お兄ちゃんのそばに…今度はちょっとマドンナとしていられたことが嬉しかったです…はい」 ![]() この長山さんの言葉にはジーンと来た。久しぶりにテレビで兄妹を演じた二人が映画で共演し、 心を通わせたなんとも温かい気持ちになれるエピソードだ。 脚本的には、寅の気持ちを知らないで、寅の目の前で婚約者を紹介してしまい、かつ自分がいなくなっても この店で働いて欲しい!という凄まじく身勝手な希望を言ってしまうのである。空前絶後の手痛い失恋を面と向かって させてしまうのだ。寅が旅立ったあとで寅の気持ちをはっきり自覚した節子さんはさくらにそれとなく聞くのだが、全ては あとの祭りだった。 御前様のお嬢さんの時も書いたが、どう考えたって、40過ぎの独身男が、一生懸命自分に対してつくしてくれるの だから、ひょっとして…と思うのが普通なのだが、第1作から脈々と受け継がれてきたこのステン!と転ばせる 「手痛い失恋」を信条としたスッタフたちは、カンのよさそうな下町娘の節子さんでさえ脚本的に鈍感にしてしまった。 どこまでも『寅の気持ちには気づかないマドンナ』というとほほ路線なのだ。寅ってほんとこの頃は可哀想(TT) そしてそればかりか、なんとなく寅の気持ちに気づいているくせに自分の結婚の都合を考えてその寅の恋心を 利用してしまったととれないこともないような演出にもなっている。もしそうであるならばこれは第3作の志津さん同様、 確信犯ゆえに『有罪』である。私的にはかなり黒に近いグレーという思いである。 映画はもちろん寅が思いっきりステン!と失恋した方がメリハリとパンチが効いてスピード感が増す。そんなことは 十分に分かっているが、さくら役を26話も演じてきた長山藍子さんの気持ちはちょっと複雑だったのかもしれない。 ちなみにテレビドラマの「男はつらいよ」では、マドンナの坪内冬子さんは結局は寅をふるものの、寅の気持ちを きちんと自覚し、理解していた。 せっかく長山さんが出演されるのだから、やはりここは、たとえ、寅の気持ちを最終的には受け入れられないとしても、 寅の気持ちをちゃんと知ってくれるマドンナという脚本であって欲しかった…。 ま、ともあれ、この第5作「望郷篇」はスタッフ、キャストとも忙しいさなか、かなりの短い時間で作られたにもかかわらず、 映画の持つスケールの大きさと小気味良いリズムを保っている。こういう作品を真に「冴えがある作品」と呼びたい。 そのような傑作に出演できた長山さんは幸せ者だと思う。 明日は、寅の気持ちにはじめて気づいた女性、 明石夕子さんのことをつらつらと書きましょう。 このページの上に戻る 最新のコラムはこちら
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『寅次郎な日々』バックナンバー 父親との関係で悩み続けた春子さん。 6月29日「寅次郎な日々」その220 第4作「新.男はつらいよ」 宇佐美春子さん 宇佐美春子さんは明朗で真面目なルンビ二ー幼稚園の先生だ。しかし、華やかで美しい雰囲気からは想像できない、 複雑な悩みを抱えながら生きているのだ。小さい頃父親に捨てられ、父親の顔も見ることもなく育った彼女は、 今、死への床についている父親に会ってほしいと懇願する父親の親友の吉田の言葉を受け入れることがどうしても 出来ない。 そしてその後、遂に父親が亡くなってしまう。 「お父さんは罪の報いを受けましたよ。十分なくらいね」とつぶやく吉田の言葉。 春子さんはその言葉を聞いて自戒の念にさいなまれて、とらやで遂に泣き崩れてしまう。 奇しくも春子先生の父親は、寅の父親平造の命日と同じ日に亡くなったのだった。 ![]() 寅は全く事情がわからないが博たちと相談して、とにかく春子先生を元気になってもらおうと 船遊びなどを計画するがイマイチ上手くいかない。 しかしおいちゃんが寅に向かって語る『婦系図』の名場面を盗み聞きしているうちにおばちゃん ともども大笑いし、それがきっかけで春子さんは元気になっていく。 ![]() 今回も第1作〜第3作同様寅に対してマドンナは鼻も引っ掛けないのだが、寅が春子さんを 元気付けようとした優しい心は彼女に届いていたように私には思える。第3作がエネルギッシュで 打たれ強い寅を描いたとするなら、この第4作は寅も含めた柴又の人情とそれに溶け込もうとする マドンナのしっとりとしたふれ合いを描いている。春子さん役の栗原小巻さんは、理知的で悩める女性を あの独特の潤んだ目で可憐に演じ、初々しい存在感を見せていた。彼女はその15年後に第36作で 今度は大地に立つ自立した女性の内なる苦悩と孤独を見事に演じていた。 ちなみにこの春子さんの下宿している部屋は、いわゆるいつもの寅の部屋ではない。 台所の階段を上がって右にある部屋だ。あの部屋は第1作で登が寝泊りしていた部屋である。しかし、 それにしては窓の位置など間取りが違う。春子さんも寅が使っていた部屋に自分が下宿していると 発言していた。不思議だ???初期の頃の作品にありがちな不具合と言っていいだろう。 そしてラスト。旅立っていく寅。 安らかに眠っている春子先生のことを思いながら柴又参道を歩く寅が振り向いてもう一度とらやを見るが、 その寅の目にはなんと涙が見えていた。第1作や第2作のような号泣でなく、じわっと出る涙である。 春子先生の自戒と悲しみのあふれるような涙といい、このようなウエットな演出はこの第4作の特徴を よく表していると思う。寅次郎の情愛が深く滲み出た懐かしい故郷柴又での物語。 これが「新.男はつらいよ」である。 涙を見せる寅 ![]() 明日は、豆腐屋の三浦節子さんのことをつらつらと書きましょう。 このページの上に戻る 最新のコラムはこちら
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『寅次郎な日々』バックナンバー 最も手痛い失恋を寅に与えたマドンナ 志津さん 6月28日「寅次郎な日々」その219 第3作「フーテンの寅」 志津さん 三重県湯の山温泉にある『もみじ荘』の女将さん志津さんはそれはもう美しい。 そして誰にでも優しい人気者である。それもそのはずスクリーンの中の新珠三千代さんは 透き通るように麗しく上品だ。着物のよく似合うもう日本美人の典型のような人。 で、寅は志津さんに超強烈に惚れていた。身の程知らずもここまでくると爽やかだと思える ほどだ。そして志津さんも、うすうすそのことは察している。分かっているのに寅に番頭として ほとんどただ働きのような形で働いてもらっている。 もし、第6作「純情篇」の夕子さんのような人格であるなら、やんわりと寅に手伝ってもらう事を 断っただろう。なぜなら志津さんにはすでに恋人がいるのである。 しかし、ずるずると志津さんは寅の恋心を利用した。結局自分からは最後まで言い切れず、 仕方なく仲居さんや番頭さんたちが露骨に志津さんにその気がないことを分からせるのである。 左ト全さんの「そーよ、バカはおまえよぉ〜」は強烈な一言だった。 ![]() おまけに、寅は志津さんに別れの挨拶を外の庭から障子越しに長々とするのだが、その時運悪く 志津さんはいないのだ。そんなこととは露知らず、ペラペラと自分の気持ちをしゃべる寅。そして 全部仲居さんたちに聞かれていたという超駄目押し(TT) 淋しく一人旅立っていく寅と道ですれ違うその車の中に志津さんはいたのだ。 寅に気づき、車をいったん止めさせるが、寅が気づかないのをいいことに、迷った挙句なんとそのまま 行ってしまう。あれだけお世話になっていながら…。彼女のこの時の残酷さは群を抜いている。 そんなこと寅は知るよしもない。相変わらずの楽天的な気質の元、十八番の『旅笠道中』を朗々と 歌って暮れなずむ中去っていく。このシーンの寅は最高に滑稽で、最高に哀れで、しかしその 背中は力強かった。寅の心は一点の曇りもないのだ。これが見ている私たちに救いを与えてくれる。 そして、もう一つの救いは、志津さんがその車の中で、寅にしてしまった自分の仕打ちを自覚し悩むカット が少し映し出されることである。彼女もやはり当然良心の呵責があるのだろう。当たり前である。 それが人間というものだ。彼女は悩み続けなくてはならないと思う。 ![]() 最後の最後さえ、大晦日にテレビカメラに向かって「お志津」と呼びかける寅の姿を演出する鬼才森崎東監督。 いやもう、ここまで泥臭くバイタリティ溢れる懲りない鉄人寅を描かれると拍手をしたくなる。 とにかく第3作の寅は踏まれても踏まれても伸びる麦のように不死身なのだ。ある意味凄くカッコイイ! 私はこの作品の持っているある種のパワーにいつも圧倒されている。 ![]() 明日は宇佐美春子さん(春子先生)のことをつらつらと書きましょう。 このページの上に戻る 最新のコラムはこちら
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『寅次郎な日々』バックナンバー 寅のために泣いた幼馴染み 坪内夏子さん 6月27日「寅次郎な日々」その218 第2作「続男はつらいよ」 坪内夏子さん 下の写真を見ていただきたい。 これは第2作「続男はつらいよ」のラスト、京都三条大橋の袂で寅とお菊さんの二人の背中を見守る夏子さんの 表情である。 寅に対してあんなに優しい眼差しを投げかけた人は後にも先にも散歩先生のお嬢さん、坪内夏子さんだけである。 このことはこれまでに何度もしつこく書いてきたが、このシリーズでの彼女の寅に対する眼差しは惚れたハレタ を超えて、運命共同体に向ける眼差しそのものだ。寅に必要なのはマドンナが彼を好きになってくれる以上に 実はマドンナのこの眼差しなのだ。このシリーズで寅に対してこの眼差しを向けたのはさくらと夏子さんだけだ。 ![]() 彼女の心は温かい。それは父親の坪内散歩先生から受け継いだ優しさだ。前にも書いたが、 葛飾商業時代の恩師である散歩先生は寅のために懸命に生みの親に会いに行くことを説得し、 悲しい結末の果てに寅と一緒に泣いてやるのである。私はこのシーンが大好きだ。 赤の他人で、寅のためにここまで一生懸命考えてくれるのはこの坪内散歩先生意外には誰もいない。 そのお嬢さんの夏子さんも観音様のように慈悲深いのである。寅に付き添いお菊さんの経営する ラブホテルで必死にお菊さんを説得する彼女の姿に私は心を打たれた。 私は寅が好きで、寅びいきだ。 だから寅のことを男性としてみてくれなかった夏子さんに対して実はやるせない思いをしてしまうが、 そんなことが吹っ飛んでしまうくらい寅と夏子さんは息が合っている。それもそのはず、夏子さん役の 佐藤オリエさんはテレビドラマの「男はつらいよ」の唯一無二のマドンナ坪内冬子さんなのである。 佐藤オリエさんが優しく「寅ちゃん」と呼ぶその声には長い歴史を感じるのだ。彼女こそ寅のマドンナの 代表である。マドンナの名の通り寅を優しく包み込む母なる温かみがある。寅の生涯の恋人がリリーなら、 寅の生涯のマドンナは夏子さんである。 昨日も書いたとおり、坪内冬子という名前は、第1作で御前様のお嬢さんとして使われてしまったので、 ここでは冬を夏に変えて夏子としている。冬から夏なんていう簡単な変え方がいかにも山田監督らしい。 坪内逍遥をもじって坪内散歩(逍遥は平たく言うと 散歩と言う意味)なので坪内姓は変えれないのである。 私はこの夏子さんと寅の場面で、あのラストの三条大橋以外の場面でもうひとつ好きなシーンがある。 江戸川土手でうなぎを釣る寅を夏子さんが訪ねるが、あの場面で自分の父散歩先生の生い立ちを 少し語るのである。 ![]() 夏子「寅ちゃん…私夕べ、お父さんに叱られちゃった…。 寅ちゃんのことで」 寅「え!?オレのことで?」 夏子「あたし寅ちゃんのお母さんのことひどい人だって言ったら、急に怒り出して 『子供が可愛くない親がどこにいる、子供を捨てるにはそれだけの辛い事情があったはずだ。 他人のおまえが生意気な口をはさむんじゃない』って」 寅「でもねえ、お嬢さん、それはあのババアの面を見たことのねえ人の言うことですよ。 そうですよね。先生のような、上品なお母さんを持っている人には、とてもわからねえ…」 夏子「父もね、お母さんの顔知らないのよ…、」 寅「えっ!…」 夏子「父が二つか三つのときに死んだの…」 工場のサイレンが聞こえる。 寅「はァ…先生も産みのおふくろさんの 顔知らないんですか… はぁー…」 散歩先生が寅の気持ちをよく分かってくれる背景には、同じ寂しさ、哀しさを共有している せいかもしれない。 このシーンは散歩先生のことを語っているのだが、それと同時に夏子さんの心根の柔らかな部分が 見ている私たちにも優しくじんわりと伝わるいい場面だ。 夏子さんも寅のことを冬子さん同様親しみを込めて「寅ちゃん」と言う。できることなら冬子さん同様 夏子さんも、さくらたちと同じ時空に生き、シリーズの途中に2度3度と顔だけでもチラッとスクリーンに 見せて欲しかった。夏子さんは、このシリーズにかなり縁の深い人だと私は思っている。 明日は『志津さん』のことをつらつらと書きましょう。 このページの上に戻る 最新のコラムはこちら
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『寅次郎な日々』バックナンバー 寅を叱れる幼馴染み 坪内冬子さん 6月26日「寅次郎な日々」その217 今日から全48作のマドンナ及び準マドンナを思いつくままにつらつら書いて いこうと思っている。まあ、私なりの個人的な感覚で気ままに書こうと思っているので、 世間一般のマドンナのイメージと若干ずれるかもしれないが、いつものように、 他愛もない個人のHPということで、ご容赦を。 第1作「男はつらいよ」 坪内冬子さん 第1作「男はつらいよ」のマドンナ、坪内冬子さんは、ご存知のように題経寺の御前様のお嬢さん。 このシリーズでいろんなマドンナが登場するが、この冬子さんと、リリーだけは、さくらたちと同じ時空で 生きているマドンナだ。歌子ちゃんも少しだけ同じ時空かな。 第1作でマドンナとして出演した後も、第7作「奮闘篇」でも赤ん坊を連れて里帰りし、寅と再会している。 また第46作「寅次郎の縁談」でも大人になった娘さんを連れて里帰りしていた。 このシリーズを通して、寅やさくらたちをずっと見守っているマドンナと言ってもいいだろう。 やはりマドンナというのは惚れたハレタだけでなく、寅たちと一生の関係であって欲しいと私などは 思ってしまうのだ。 ちなみに幼馴染みなので寅のことを『寅ちゃん』と呼ぶ。 寅のことを寅ちゃんと呼ぶのは、冬子さん、夏子さん、花子ちゃん、千代さん、百枝さん、そしておばちゃん(^^;) くらいのものだ。 それと、この坪内冬子という名前は実はテレビドラマの方では寅の恩師坪内散歩先生のお嬢さんの名前なのだ。 当時スタッフは、これ一回で映画が終わると思っていたので後先考えないで、ついテレビ版の散歩先生の お嬢さんの坪内冬子という名前を御前様のお嬢さんの名前に使ってしまったのだった。いかにも山田監督らしい。 ![]() 寅がふざけたりしても冬子さんは、他のマドンナのように笑っているだけじゃなく、きちんと叱ったりもする。 御前様が持っている厳しさと優しさを彼女も受け継いでいるのだろう。幼馴染みなのであだ名もある、 『デメキン』だ。これは実は第18作「寅次郎純情詩集」の綾さんと同じあだ名。 ただ、あれだけ寅が露骨に寺通いしているのに、寅が自分に好意を寄せていることを想像できないところが ちょっと鈍感かなとも思う。40歳の独身男が懸命にいろいろ付きまとっているのだから、気づくのが マナーってもんだとも思う。 おばちゃんの名言 「お嬢さんもはっきり言ってくださりゃいいのに。あたしゃね、お嬢さんにも 罪があると思うよ。」 これはある意味真実だ。 あんなに寅に慕われても、寅という健康で明朗な40歳の独身男を『男性』として見れないところの 「決めつけた残酷さ」はある意味凄みさえ感じる。 このシリーズではこのような寅の好意に気づかないマドンナが何人か出てくるが、彼女はそのはしり。 ただ、冬子さんはその欠点を補って余りあるほど、後々まで寅やとらやの面々を心にかけているところが 実に魅力的。寅に対して強い仲間の意識はあるのだ。どんなに寅のことを好きでもその話限りで、普通は 全く話題にすら上らないのがこのシリーズだから、冬子さんのような普通の時空に生きているマドンナは 見ていてほっともするのだ。 また、寅と夜遊びした後彼女は 『口笛は幼きころのわが友よ 吹きたくなれば吹いて遊びき、』 と、石川啄木の「一握の砂」からのアレンジを参道で口ずさむなかなか教養と創意工夫のある人だ。 ちなみにオリジナルは 『晴れし空仰げばいつも口笛を吹きたくなりて吹きてあそびき』 ![]() ちなみにこの第1作は、ちょっとした偏見で、まだまだヤクザな映画だと思われて、なかなかマドンナを 引き受けてくれる人が見つからなかったらしいが、光本幸子さんは快く引き受けてくれたそうだ。 そういう意味では初期の頃にマドンナとして出演してくださった方たちは、後期のこのシリーズが有名になって しまった時のマドンナたちとは心根が違うのだ。脚本的には初期の頃の寅はステン!とふられてしまうが、 それは脚本であって、実際の女優さんはどなたもすばらしい人たちばかりだ。特にこの光本幸子さんは 記念すべき第1作に相応しい心温かき女性だ。 そういえば、光本幸子さんは、近年、『隠し剣鬼の爪』で、リアリティのある見事な演技をされていて、 う〜むと唸ってしまった。上手い! 明日は先日もちょっと書いた坪内夏子さんのことをつらつらと書きましょう。 このページの上に戻る 最新のコラムはこちら
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『寅次郎な日々』バックナンバー さくらのちょっとおしゃれな日々 そのE 6月25日「寅次郎な日々」その216 さくらはリリーなんかと違って、化粧も服も地味である。髪型などは可哀想になるくらい いつもヒッツメ(TT)僅かに正月に髪の毛を和服用に整える程度。 しかし、だからと言って寅のように年がら年中ダボシャツっていうことはない。 やはりそこはそれなりに気を使うというかいろいろ考えているのである。 しばらくはさくらのファッションを中心にちょっと全48作をダラダラヘラヘラ巡って行きたい。 今日はその6回目。ラストです。 第45作「寅次郎の青春」でもさくらはとてもおしゃれ、普段着のブラウスの柄は 前回同様かなり目立つものだ。 第45作 第45作 ![]() この作品の正月着物はかなり派手な花模様。まるで東南アジアのバティックを 彷彿させるようなあでやかな物だった。いや〜、遂にここまできたかって感じ。 第45作 ![]() 第46作「寅次郎の縁談」ではとても可愛い犬の絵を編み込んだたっぷりの カーディガンを着ていた。ああいうものを着ても、似合うのがさくら。 第46作 後ろから見たらこういう感じ。 ![]() 下の普段着は首周りがいつもと違う。このパターンもよく似合う。とにかく和洋とも赤が多い。 第46作 第46作 ![]() エプロンもこのように、そうとう派手になってきている。これでは料理などで汚せませんね(^^;) 第46作 ![]() 第47作「拝啓車寅次郎様」のエプロンはほとんど洋服だ。ドレス風になかなかしっかり作ってある。 第47作 ![]() 正月の着物もかなりモダンな感じ。やはり赤系。現代的なものは年を取れば 意外に逆に似合うものだ。そういう意味ではさくらも若い時のほうが着物は地味だった。 第47作 ![]() 最終第48作「寅次郎紅の花」ではスカートが可愛い。 第48作 ![]() そして、遂にこのシリーズではじめてヒッツメ髪を少し変えて、ほんの僅かだが前髪をおでこに たらし気味にしている。これも年齢と共にいろいろ工夫している表れだと思う。よく似合っていた。 第48作 ![]() 服のコーディネイトはますます上手になり、エプロンも、作業のための実用というより、ブラウスの上に 羽織るおしゃれ着という感じになってきた。あきらかに本来生活感を出すためだったものが、若返りも含めた ビジュアル的な意識が強くなり、その結果、逆に生活の匂いを消す方向に移り変わってきたとも言える。 第48作 第48作 ![]() この作品の正月は久しぶりに藍染めの渋い絣織。 こういう落ち着いた着物も実にいいものだ。 第48作 ![]() ラスト付近で、リリーの手紙に返信の手紙を書いたあと、二人して浅草に映画を観に出かけていく 博とさくらの姿があった。博は和服のまま。さくらは洋服に着替えてコートでお出かけしていた。 満男はおそらくこの年に泉ちゃんと結婚し、この家を出て行くのであろう。このシーンがこのシリーズの さくらの最後のシーンである。 二人の背中を最後に見ながら私は、このシーンから遡ること26年前、第3作「フーテンの寅」で、寅を見送りながら 手を繋いで寒い江戸川土手に立つ若い博とさくらのあの素朴な姿をしみじみ思い出していた。 第48作 第3作 ![]() 以上、『さくらのちょっとおしゃれな日々』でした。 明日からはマドンナを巡る旅を、の〜んびりやっていきましょう。 このページの上に戻る 最新のコラムはこちら
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『寅次郎な日々』バックナンバー さくらのちょっとおしゃれな日々 そのD 6月24日「寅次郎な日々」その215
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『寅次郎な日々』バックナンバー さくらのちょっとおしゃれな日々 そのC 6月23日「寅次郎な日々」その214 さくらはリリーなんかと違って、化粧も服も地味である。髪型などは可哀想になるくらい いつもヒッツメ(TT)僅かに正月に髪の毛を和服用に整える程度。 しかし、だからと言って寅のように年がら年中ダボシャツっていうことはない。 やはりそこはそれなりに気を使うというかいろいろ考えているのである。 今日からしばらくはさくらのファッションを中心にちょっと全48作をダラダラヘラヘラ巡って行きたい。 今日はその4回目 第30作の夢ではアメリカの娘を軽いタッチで演じていた。 ああいう格好も似合うのだ。さすがもとSKDのスター!まあ、大抵は何でも似合う。 ![]() 第32作「口笛を吹く寅次郎」で姪に『さくらおばさん』って言われて嫌がるさくら。 第10作と同じパターン。一見質素で、あまり服などにこだわっていないように見えるが なかなかどうしてさくらは、私たちが思っているよりもずっと見た目やファッションにこだわるタイプなのだ。 これは寅も同じで、年がら年中同じ服を着ているが、見た目は寅なりにとても気にしている。 ![]() 第34作「寅次郎真実一路」の夢でも白地の和服を着こなすさくら。 髪型も凝っていた。 ![]() 正月の着物姿は楽しみの一つだ。 第34作 ![]() 第36作 ![]() 第32作「口笛を吹く寅次郎」や第37作「幸福の青い鳥」の正月にも いつものお気に入りの絣を着ていた。第20作、第24作もそうだったので よっぽどこの着物が好きなんだねえ。 第32作 第37作 ![]() 第33作「夜霧にむせぶ寅次郎」で風子の結婚式披露宴での涼しげなさくらのワンピース。 第34作「寅次郎真実一路」で着たさくらの可愛い派手めのカーディガン。気に入ったのか、 評判がよかったのか、この作品以降36作「柴又より愛をこめて」第37作でも着ていた。 最後の方の作品になってくると、このように派手めの模様の服やエプロンをするようになる。 年齢と共に模様や色が派手になっていくのはある意味現場でのセオリーだ。 第34作 第36作 第37作 ![]() カーディガンや着物もこのころから赤色が増えていく。 演出的に明るく華やかなイメージをつけて、映画自身の若返りをはかっているのかもしれない。 第39作 第39作 ![]() 第39作で三者面談に行った時のさくらの渋めの服。 ![]() 明日は第40作からラストまで見ていきましょう。。 このページの上に戻る 最新のコラムはこちら
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『寅次郎な日々』バックナンバー さくらのちょっとおしゃれな日々 そのB 6月22日「寅次郎な日々」その213 さくらはリリーなんかと違って、化粧も服も地味である。髪型などは可哀想になるくらい いつもヒッツメ(TT)僅かに正月に髪の毛を和服用に整える程度。 しかし、だからと言って寅のように年がら年中ダボシャツっていうことはない。 やはりそこはそれなりに気を使うというかいろいろ考えているのである。 今日からしばらくはさくらのファッションを中心にちょっと全48作をダラダラヘラヘラ巡って行きたい。 今日はその3回目 第19作「寅次郎と殿様」で時代劇の夢の中、明るい水色の着物を着るさくら。ああいう色も 似合うんだね。 ![]() この第19作で着ていたこの淡いストライプのブラウスはこの先何度か違う作品でも 登場。一緒に着ていたこの茶色のベストもそうとう多くの作品に出てくる。第22作の黄色いエプロンも 多くの作品で見られるものだ。 第19作 第21作 第22作 ![]() このパターンで、ちょっと面白いことが分かった。 左が第19作の茶の間でのさくら。右が第25作の茶の間でのさくら。 全く同じシャツ、同じエプロン、同じ髪型、同じ場所!!おおお〜(^^;) ちなみにこのシャツは第15作でも着ていた。 第19作 第25作 ![]() 爽やかな明るい薄紫のワンピースはお気に入りの一着のようだった。第25作のワンピースは、 そのアレンジタイプ。ちょっと違う。 第19作 第21作 第25作 ![]() 第20作「寅次郎頑張れ!」の夢でのお金持ちになったさくら(^^;) ![]() 同じく第20作で博と『ジョーズ』を見に行くときのお出かけ着。品のいい色だ。 ![]() 【さくらの超お気に入り3つのカーディガン】 ★この赤のカーディガンはさくらのお気に入り。何度も着ている。これのアレンジ版も何枚かある。 第20作 第22作 第24作 ![]() ★このグレーにオレンジストライプのカーディガンもさくらのお気に入り。私もこの服は大好き。 このころの冬作品では必ず着ていた。よく似合っている。また、これとよく似たものも何作品かで着ている。 第20作 第22作 第24作 第26作 ![]() ★このグレーに黒のストライプのカーディガンもさくらのお気に入り。これまた何作品にも渡って 着ている。 第20作 第22作 第24作 第26作 ![]() 正月用の赤の経絣の和服もお気に入り。 第20作 第24作 ![]() 第21作「寅次郎わが道を行く」で着ていたこの長袖のワンピースは、 第17作で池ノ内青観の家に着て行ったもの。ボタンのあり方が可愛い(^^) 第21作 第17作 ![]() 第23作「翔んでる寅次郎」の夢に出てくるさくら。髪の飾りものが愛らしい。 ![]() この頃になるとこのような黒の儀式服も実によく似合うようになる。 下の画像は第23作「翔んでる寅次郎」の中の結婚式のさくら。 第2作の散歩先生の葬式や、第8作の博の母親の葬式の黒服と比べれば いろいろ感慨深い。 中村君の結婚式 ひとみさんの結婚式(仲人) ![]() 第24作「寅次郎春の夢」で、マダムバタフライ(蝶々夫人)を演じるさくら。すばらしい歌声も必見! ![]() 第26作「寅次郎かもめ歌」の正月の着物。紫とからし色の補色が美しい。髪型もおしゃれ! これは第28作「寅次郎紙風船」や第30作「花も嵐も寅次郎」でも同じパターンが出てくる。 第26作 第28作 ![]() やはり、気に入った服は繰り返し着る。それに博の給料じゃ、そんなに買えるわけないし(^^;) このあたりが実に心憎い演出だ。この懐の深さがあらゆる面に隠されているからこのシリーズは 凄いのだと思う。 第27作「浪花の恋の寅次郎」ではスクーターに乗るさくらの可愛いヘルメット姿が印象的。 あのマスカット色がいいなあ(^^) ![]() 明日は第29作から第33作あたりまで見ていきましょう。。 このページの上に戻る 最新のコラムはこちら
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『寅次郎な日々』バックナンバー さくらのちょっとおしゃれな日々 そのA 6月21日「寅次郎な日々」その212 さくらはリリーなんかと違って、化粧も服も地味である。髪型などは可哀想になるくらい いつもヒッツメ(TT)僅かに正月に髪の毛を和服用に整える程度。 しかし、だからと言って寅のように年がら年中ダボシャツっていうことはない。 やはりそこはそれなりに気を使うというかいろいろ考えているのである。 ということで、さくらのファッションを中心にちょっと全48作をダラダラヘラヘラ巡って行きたい。 今日はその2回目 第10作「寅次郎夢枕」で岡倉先生の学生たちに「おばさん」と言われて、さくらはかなり嫌がっていた。 それを聞いてヒヒヒ笑いをする源ちゃんに、ハタキで頭を小突いてたくらいだ。第32作でも法事で同じく 姪のおばさん発言でかなり嫌がっている。 ということで、さくらは意外にそういうことを気にするたちなのだ。 だから、さくらはかなりいろいろ工夫しておしゃれしていると私は思っている。 源ちゃん! ![]() 第10作「寅次郎夢枕」での正月の着物。これは第8作でも着ていたもの。 華やかな感じ。よく似合っている。 右は第8作 ![]() 第11作「寅次郎忘れな草」でのこの服はさくらのお気に入り。 第5作の浦安へのお出かけ時にもこの服を着ていた。 右は第5作 ![]() 第12作「私の寅さん」で、九州旅行の準備のため、三越でお買い物。 九州旅行中よりもこの準備の時のファションのほうが気に入っている。 さくらは意外に茶色が似合う。 ![]() 第13作「寅次郎恋やつれ」で歌子ちゃんの実家へ行った時の服。おへそ辺りの 丸いベルトのデザインは他の服でも出てくる。このパターンはお気に入りなのだろう。 第1作から続いていたお決まりミニスカートのパターンがこの頃から微妙に変化してくる。 ![]() 第14作「寅次郎子守唄」でコーラスに参加した時の服。 やはり、さくらは茶色が似合う。相変わらず上着は仕立てがしっかりしている。 さくらの冬のお出かけ上着はどれも仕立てが抜群。 ![]() 同じく、江戸川合唱団の新年会の時の服。 ![]() 第15作「寅次郎相合い傘」でのチェリー。 さくらもこんな格好をするのだ。もちろん夢。 柴又でこんな格好したら凄いだろうなあ…(^^;) ![]() 第15作「寅次郎相合い傘」でのさくらの鮮やかなストライプ模様のブラウス。 私はこの服がとても好きだ。スカッとしたさくらが凛々しかった。 倍賞さんも油が乗っているころなので輝いている。最高! ![]() これまた渋い第16作「葛飾立志篇」西部の町を兄を探し旅をするさくら。 名曲さくらのバラードを歌う姿はしびれました。このシリーズ屈指の燻し銀さくら。 ![]() さくらは和服が似合う。特によく絣を着ている。 これは第16作「葛飾立志篇」での藍染めの経絣蝶々文様の着物。 大胆な模様をさりげなく着ている。可愛い。 ![]() 第17作「寅次郎夕焼け小焼け」で、満男の入学式にもやはり渋い茶色の上着。 これもやはり仕立てがしっかりしている。この服は第14作でも使われていた。 右は第14作。 なおこの入学式の時は真珠のネックレスや、ちょっとおしゃれな指輪を していた。 ![]() 第17作「寅次郎夕焼け小焼け」で池ノ内青観宅へ訪問した時の服。 明るく、ちょっと可愛い感じの服。 ![]() 北アフリカのカスバで兄を探すさくら。カッコイイ〜! ( ̄ー ̄) ![]() 第18作「寅次郎純情詩集」でピンクとグレーの取り合わせを着こなすさくら。 仕立てのいいコートは見ていて気持ちがいい。 ![]() さくらにしては珍しくハンテンを着ている。秋の風情漂うオレンジ色のハンテン。 なかなか可愛い(^^) ![]() ところで、 さくらのつけるエプロンはめまぐるしく変わる。1作品で3回違うエプロンをしていることは ざらだ。もちろんエプロンはすぐ汚れるからそのつど洗濯するので、コロコロ変えるのは当たり前 なのだが、たまに凄く彼女が気に入っているエプロンがあって、第11作から第16作まで6作品連続で 毎作つけ続けたものがこのエプロンである。とても可愛い感じなので華やぐのであろう。 第11作 第12作 第13作 第14作 第15作 第16作 第20作 ![]() このように、さくらは、エプロンはもちろんのこと、ブラウス、ウールのベスト、スーツ、コート、ワンピース、 などなど何度か同じものを着ている。この辺にこのシリーズのリアリティが微妙に隠されているのだ。 明日は第19作から第27作あたりまで見ていきましょう。。 このページの上に戻る 最新のコラムはこちら
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『寅次郎な日々』バックナンバー さくらのちょっとおしゃれな日々 その@ 6月20日「寅次郎な日々」その211 さくらはリリーなんかと違って、化粧も服も地味である。髪型などは可哀想になるくらい いつもヒッツメ(TT)僅かに正月に髪の毛を和服用に整える程度。 しかし、だからと言って寅のように年がら年中ダボシャツっていうことはない。 やはりそこはそれなりに気を使うというかいろいろ考えているのである。 今日からしばらくはさくらのファッションを中心にちょっと全48作をダラダラヘラヘラ巡って行きたい。 今日は第1作〜第8作あたりまで まず、初期の頃はほとんどおしゃれらしいことはしていない。赤ん坊が小さい ということや、物語全体が泥臭い作りだったことも関係していると思う |