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   保存版 【寅さん世界の柴又周辺マップ】 柴又の住人たちの家





    

   

ここ数日、せっかく柴又江戸川沿いロケの話題をしたので今回は【特別付録】をお付けしました↑
これで見ると分かるようにやはり山田監督は川のそばがお好きなようだ。
りつ子さんは江戸川ではないが中川のそば。

私も柴又に住めるなら、駅前や帝釈様の近くよりも江戸川土手沿いがいいなあ〜…、なんて思う。





それでは地図の北から順番に『ストリートビュー』で追いながら、
簡単な説明をしよう。

なお、それぞれの番地の数字は途中までしか書きませんのでご理解下さい








まずは地図の一番北 【東金町】




【さくらの二番目の家】

葛飾区東金町6丁目 葛西神社裏交差点近く。



これは一番目の家が北総線の高架計画にひかかってしまったので
ロケ地を引っ越した結果、なんと北にある常磐線を越えてしまったのだ。
おまけに台所のあり方が見ての通り左右逆。
でも、大船セットでもきちんと台所は逆にしていたのは偉い。(あたりまえか^^;)



        



で、ここに落ち着くかと思いきや…、数年で隣の空き地で建築工事が始まって、またもやロケ地探しの旅に(TT)
五十嵐啓司さんはじめロケハンの方々本当にご苦労様です。



ストリートビューで見てみると現在はこのようになっている↓
二番目のさくらの家は一応まだ健在。隣に家が建っている。







          





        




博はこの横の道を、息子はバイク、親父は自転車か…。
とつぶやいてあの坂を登っていったっけなあ〜。
(それもあれはさくらの自転車)

        










その近くにあるのが


【坪内散歩先生の家】

葛飾区東金町6丁目9 付近 (二番目のさくらの家と同じ6丁目)


ここは小寅さんと並ぶあのロケ探しの達人『寅福さん』が見つけられた場所。
意外に上に書いたさくらの二番目の家からすぐ。
さくらの家が葛西神社の裏側なら、散歩先生の家は葛西神社の表側。



第2作で寅がさくらと題経寺前で別れたあと、土手沿いに金町の方へ歩き、常磐線をくぐり、
葛西神社前を左折し、↓



       




現在は寅の歩いていた道はこうなっている。↓鉄橋の見え方は同じ。

まさか、このあと数カ月後にこの道にお葬式の車がずらっと並ぶとは夢にも思わなかった寅だった



       





同じ道に葬式の車が並び、おいちゃんや寅も乗る。


       





左下の方から子どもたちの英語による歌が聴こえてくるのに反応していた寅だった。


       





で、葛西神社前の左の道を下っていくとすぐに散歩先生の家の塀のドアがある。
つまり散歩先生の家は葛西神社の前なのだ。



       






で、現在はこのような家になっている。


葛西神社側から見た現在の散歩先生の家↓向こうに鉄橋が見える。
たぶん藤村医師がここで開業しているのかもしれない。
横の道が寅が下りていった坂。



       













【柳りつ子さんの家】

葛飾区新宿2丁目3 付近




今度は、寅が散歩先生の家に行くまでに渡った国道6号線をずっと西に、
つまり亀有の方角に歩いて40分ほど行くと柳りつ子さんの家がある。
まず、
中川に架かる中川大橋のたもとを右に曲がる。そしてしばらく歩いて右側に見えるのが柳邸だ。
これも
寅福さんが現地に足を運んで悪戦苦闘の末に最初に見つけられた場所だ。




          
寅たちの後ろに中川大橋が見える。

     



     このような門が今も残るのかなと期待していたのだが…

     



現在の柳邸赤い屋根の家がりつ子さんの家だった場所。
さすがに建て替えていた。残念。



    
     












【幸子ちゃんが住み込みで働く『ふるさと亭』】

葛飾区柴又7丁目3  付近


で、次は柴又に戻って、お馴染みふるさと亭、ローク、アイリスというとらや周辺地区。
これはみなさんもうご存知。まず駅を降りて、参道までの道に『かなん亭』がある。
『ゑびすやさん』の少し手前。
ここが幸子ちゃんの働く『ふるさと亭』秋田の叔父さんが持っている。


ここはいまさら言うまでもない。
柴又駅のすぐ近くなので映画とストーリートビューでドーンと見てもらおう。




     



現在の『かなん亭』はいろいろなものを売店方式でも売っている。
真向かいは相変わらず富士見屋米店。


     


注意:上の地図上、幸子ちゃんの食堂近くの黄色い道路は帝釈天参道ではなく、
    もっと大きな道(国道307号線)なので間違いやすいので注意です。












【志村千代さんの美容院 アイリス】

葛飾区柴又7丁目6付近


そして参道をとらやのほうに進んでいくと、とらやを越えてすぐ斜め向かいのあたりに
お千代さんの経営する美容院『アイリス』があった。


シリーズ途中までなんとか存在したのだが今はまったく別の店になってしまっている。
映画でとらやのちょっとご近所に店があるって設定だったが、ほんとうは斜め向かい。すぐそこ。
あまりにも近いので遠いことにしていたみたい(^^;)



                             寅の背中に立花屋さんの名前が見える
             




第18作でとらやの前が映るが↓、もろ斜め向かいにアイリスがある。アイリスの真向かいは『立花屋』さん

        




今も立花屋さんは残っているのでその真向かいとなると今は漬物屋さんかな…。


      











【六波羅貴子さんの喫茶店ローク】

葛飾区柴又7丁目5 付近

そして、あの貴子さんのいるロークである。

これはもう有名。



なんせ第5作の頃にはもうあの位置に存在し、
そのあとも第31作までは確実に営業していた。





   第5作で開店間もないローク。寅の向こうですでに営業。

     




    第5作とテントのレタリング配置を変える。
    【R】をセンターに配置。
    第8作ではまだまだピカピカ。貴子さんが中にいる。

    





   第31作、これを最後にロークは無くなってしまう。

    




     現在は親戚の方がうなぎ屋さんをされている。

    







菜花


追記2014年春

新しくロークの土手寄り、川陣の道を挟んで横にロケ地発見!


軽食 菜花(なばな)



         
このロークからまっすぐ土手に進んで100メートル。
川甚と道を挟んで真横。

第1作と第4作のOPで登場した「
飯塚さんの茶店」がある。屋号は「桶屋」さん。
現在は飯塚さんの茶店(食堂)はビルになり「
菜花」と言う名前のカフェ&軽食になっている。



  第1作のOPで飯塚さんの茶店(屋号は桶屋)が映り、飯塚さんの先代の女将さんがおでんを盛り付けている様子が映る。

    





     今度は第4作でも同じアングルで飯塚さんの茶店(屋号は「桶屋」)が映る。今度は冬なので甘酒を売っている。

    




      第4作本編で外から飯塚さんの茶店 (屋号は「桶屋」)  が映る。

    





そして現在・・・





      現在の「菜花」の店の前から見た江戸川土手


     





     菜花のご主人はかつて40年以上前、あの映画で女将さんが立っていた場所を教えてくださいました。
     当時は一車線で道が細く、歩道もなく、店自体はもっと前に出ていたそうです。

     





 飯塚さんのお母さんが立っているこの茶店の中が、上の写真の赤丸の中。階段はちょうど現在の看板の場所。

        






上にすでに書いてきたように、
現在の飯塚さんの茶店「桶屋」は「
菜花」という軽食&カフェになっている。
一緒に映っている飯塚さんのご主人はこの菜花のオーナーさんでありこの飯塚ビルのオーナーさんでもある。
奥さんが食事メニューを担当されて二人三脚で経営されている。
このご主人こそあの第1作と第4作に映っている女将さんの息子さんなのだ。

本編と同じアングルから写真を撮ってもらった。
窓の向こうに昔と変わらない江戸川土手が見えている。

私は今年の春以来、柴又に滞在中は1週間に一度は通っている。



      





     





     






      階段があった場所は現在看板が立っている↓ 映画と同じアングル!(*^▽^*)

      






       外から見たらこうなる。 軽食「菜花」は飯塚さんのビルの1階にある。

       この店の
けんちんうどんは野菜たっぷりでうまい!私は常連なのでもう10回は食べている。
       コーヒーも豆にこだわってかなり本格的。それでいてなんと200円!
       カキ氷も200円。それぞれの値段はかなりお得感がある。


     









      第4作本編で外から当時の飯塚さんの茶店「桶屋」が映る。

    






      本編↑と同じアングルから見た現在の飯塚さんのビル。一階に「菜花」がある。


     







         遠く曲がり角から見た「菜花」のある飯塚ビル

      
     








     ロークから歩いて3分。土手のすぐ下、川甚のビルと道を挟んで向かいに飯塚ビルがあり「菜花」がある。


     












【さくらの潜水艦アパート】

葛飾区柴又4丁目6付近




今度はちょっと柴又駅に戻って、
線路沿いに高砂の方にやや南下。


線路沿いに歩いていくとさくらの潜水艦アパートがある。

第1作から第25作「寅次郎ハイビスカス」まで
住み続けたあのアパート。



寅があまりにも狭いので潜水艦みたいなアパートと名付けたのだ。

とは言っても実はこのアパートもなんども名前が変わっている。

おそらく設定としては引越していない。
初期の頃は設定がはっきりしないで右往左往するのはよくあること。
でも一応変化を書いておきましょう。



このアパートは名前を3度変えている。



最初の名前は第4作「新男はつらいよ」で登場する【
江戸川荘


       





2番目の名前は第5作「望郷篇」で登場する【コーポ江戸川


      




3番目は第20作「寅次郎頑張れ!」から登場する
こいわ荘


      



このアパートはやはり狭いし、大家さんがうるさいので
第9作「柴又慕情」で引っ越そうとするのだが、
そのことで寅と喧嘩したり、資金不足などがあったのか、
結局は第25作「寅次郎ハイビスカスの花」までこのアパートに住み続けた。

そして、おいちゃんの店を担保に入れて銀行から借りたり、
タコ社長に保証人になってもらったりして長期ローンを組み
ようやく、第26作「寅次郎かもめ歌」から2階建ての家に引っ越したのだ。

小寅さんの詳細なレポートが印象的だった。


現在はこのような家になっている。
さくらのアパートの横に建っていた角のアパートは今でも健在。
さくらのアパート『こいわ荘』だった場所はその右横の白い家。




      




下の2枚↓を見て分かる通りさくらのアパートの隣角の建物は今でも建て替えずに健在↓


         



     
アパートから南、高砂方面に歩いて行く寅。
     
おいおい、そっちは柴又駅じゃないよ、逆だろ ゞ(^^;)                 
今はこういなっている↓  


      



それにしても、この潜水艦アパートに住んでいる長い年月、
さくらはこのアパートから自転車でとらやに向かうが、なぜか江戸川土手経由なのだ。
一体何が彼女をそんなに遠回りにさせているのか?これは永遠の謎である(((^^;)











【高井めぐみさんの英語塾】

葛飾区柴又6丁目34付近


そのあとずっと江戸川に戻ってさくらの一番目の一軒家の近くにめぐみさんの英語塾がある。
つまり圭子さんめぐみさん母娘が住む借家だ。


江戸川土手のあの大きな階段はかなり目立つのですぐわかる。



       




  で、現在は下↓のようになっている。めぐみさんの家はもう英語塾はしていないようだ。
  結婚して別の土地に住んでいるのだろう(^^;)




      



                                                少し当時の雰囲気を残している。


      
 











【さくらの一番目の家】

葛飾区柴又5丁目37〜38付近

【柳生綾さん雅子さんの家】も、このあたり。



そのめぐみさんの英語塾からちょっと送電線に近づくと、もうさくらの一軒目の家だ。


この青いトタン屋根の一戸建住宅は、
第26作「寅次郎かもめ歌」から第40作「寅次郎サラダ記念日」まで、ずっと住み続けたのだった。
ほんとここには数々の思い出がある。名場面も少なくない。


ちょうど雅子さんが題経寺から見える『送電線の真下』だと寅に言っていた。
あのあたりから見える大きな送電線はここだけ。
もうさくらが家を手に入れた頃は、柳生さんの家ではなくなってしまっていたが(TT)




     




はじめて寅に家を見せるさくら。寅は家がちょっと小さいので戸惑いぎみ。

   



  あけみも2階の窓から寅を想っていた。

   




  身の丈に合った最もさくらたちの家らしい家だったともいえる。

   




  これは第31作での夜の野外ロケ。これはとても珍しい。そして寅が旅立つ名シーンでもあった。

   




   
雨も降り、それゆえのせつないドラマもありました。

   





で、現在の同じアングルから見たさくらの家の場所。
ちょうど現在の
北総線の高架の下あたりかな…(TT)




        




これは土手の方角から逆に見たさくらの家の場所。送電線の左向こう側。
北総線高架の下あたり。  右の写真は航空写真。赤丸のあたり。


        












【さくらの三番目の家】


江戸川区北小岩7丁目30 付近


はそのまま江戸川を下ってきた小岩の方まで土手下を20分ほど散歩がてらに歩いていくと
柴又5丁目→東金町6丁目→と移動してきたさくらの家の三番目の家が見えてくる。

第43作「寅次郎の休日」〜第45作「寅次郎の青春」まで使った家だ。

ここも短いながらもいろんな思い出に溢れている。





    




    




    
  満男のへルメットから泉ちゃんが見える。


    




  そして、博が自転車をこぎ、ジョギングをし、泉ちゃんが立っていた道の現在

  あの家はずいぶん前に無くなってしまっていた。今はこう↓




   



       土手に上がってみるとこんな感じ。

   












【水野早苗さんのアパート】


江戸川区北小岩7丁目27 付近


そのままさくらの家から川を下っていくと、
ほんの7分〜8分であの美しすぎるマドンナ水野早苗さんのアパートが現れる。
ほとんど当時の雰囲気を残したまま佇んでいる。



       





      


実際のアパートの名前は『いずみ荘』とは違っていた。
早苗さんは今、どこにいるのだろうか。
あの肇さんという従兄妹さんとあの後結婚したとは私はなぜか思えない。
けれど、このアパートはすぐに引越したであろうことは想像できる。

あの引越しの時点で、彼女はここからとらやに通おうとしていたのである。
さくらは第22作時は、まだ潜水艦アパート在住なので江戸川土手には来ていない。

アパート階段の向こうは真正寺のお墓である。




       













【さくらの四番目の家】


江戸川区北小岩4丁目40 付近


さて、早苗さんの家から先日『寅次郎な日々』にアップしたさくらの四番目の家である。
もうこの辺まで来ると、完全に柴又からは遠く『小岩』エリアである。
諏訪家はどこにあるの?ってマドンナあたりから聞かれたら柴又ではなく小岩って答えないと
いけないエリア。

そういえば、リリーも一時、小岩に住んでいたっけな。
博とリリーが久しぶりにであったのも小岩駅前だったっけ。
まあ、でも江戸川土手沿いなので柴又と同じ風なんだよね、うん。




              
博が毎日ジョギングしていた。

        



       




          
現在の諏訪家。まだまだ健在である。

       






この場所はさくらと博のシリーズ最後の姿が撮られた場所でもある↓


       










【木谷京子さんのアパート】


江戸川区北小岩4丁目37 付近



このアパートは『
ちびとらさん』が現地で突き止められたことは先日書いた通り。
京子さんはおそらく、あのあと大川弥太郎と結婚し、違う場所で新居を構えたと思われるので
このアパートは引っ越したのだろう。

それにしてもさくらの四番目の家とこんなに近いとは思いもよらなかった。



       





現在のアパートを土手から見たもの。

すっかり建て替えられて入るが、設計は今もだいたい同じような作りと思える。と思っていたが・・・
江戸川駅の方向へ二軒隣だと言うことが2021年に判明!!↓↓(この場所は下記↓に訂正アリ)


        





       





追記 訂正 2021年1月29日


水色のアパートだと思っていたのだが、2021年1月の
寅友ちびとらさんの再調査により、二軒隣の黄色丸のマンションだと判明した。

私もちびとらさんからの連絡を受け、現地に自転車で向かい、この黄色い印のマンションの3階の通路から撮影すると
当事のアパート時代の名残がしっかり見えたのだった。


      










以上です。

今回は大きな更新でした。






       

       

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