お気楽コラム  【 寅次郎な日々 】  たぶん…一週間に一度くらいアップかな…






2016年1月4日 寅次郎な日々 597


晩秋の大特集 
vol.7

函館本線 札幌 そして千歳牧場パーフェクト

第5作「望郷編」第15作「相合い傘」の巻


衝撃の事実  新発見 世界初


千歳の牧場ついに世界初登頂!

越後の寅友である滝沢さんのおかげで
ついにあの3人の荷馬車歓談ロケ地が判明!

なんと千歳の牧場だったのだ。



    



ロケ現場にもっとも近い千歳の溝口牧場の溝口健治さんに
当事のお話を聞かせていただいた。
そして溝口牧場の牛乳を飲ませていただいた(*^▽^*)

3人の荷馬車シーンの裏話を当事馬車に乗って
馬追いさんの役をしてくださった佐々木秀紀さんにも
いろいろ興味深いお話を聞くことができた。

https://youtu.be/UrlpYOa0LzY




当事の新聞の切り抜きを見せてくれる佐々木秀紀さん。

https://youtu.be/EIDO66fu0mM






前回の掲載
vol.6 ↓ 小樽全パーフェクト「相合い傘」「噂の寅次郎」
http://www.yoshikawatakaaki.com/lang-jap/torajironahibi.htm#956


前回の掲載vol.5 ↓ 小樽全パーフェクト「望郷編」
http://www.yoshikawatakaaki.com/lang-jap/torajironahibi.htm#5944


前回の掲載vol.4 ↓ 小沢駅から蘭島駅
http://www.yoshikawatakaaki.com/lang-jap/torajironahibi.htm#5933


前回の掲載vol.3
 ↓  長万部の車窓風景発見!
http://www.yoshikawatakaaki.com/lang-jap/torajironahibi.htm#592


前前回の掲載vol.2 ↓ 函館、日ノ浜  

http://www.yoshikawatakaaki.com/lang-jap/torajironahibi.htm#591


前前前回の掲載
vol.1 ↓ 青森港
http://www.yoshikawatakaaki.com/lang-jap/torajironahibi.htm#590








さて、それでは まず

札幌からどんどん行こう!



       これは第5作「望郷編」の俯瞰 ビル屋上からの撮影。
       左端のグレーのビルは45年経った現在も健在。

     




     これは第38作「知床慕情」の大通公園俯瞰 テレビ搭からの撮影。

     
 


テレビ搭の同じ位置からの撮影。 やや雨がちだったので山が霞んでいる。



 



       第5作「望郷編」のB班カット

      




  現在はビルも木々も一部を除いて大部分は変わってしまっている。










      大通公園の噴水はいくつもあるが男はつらいよに出てくるのは一種類の噴水。
      第15作「相合い傘」の時も、第38作「知床慕情」の時も同じ場所で撮影が行われた。

      



ビルの中で唯一今も同じ形を維持しているのは左の大きなグレーのビル
山田監督や高羽カメラマンはこの場所が気に入っているようだ。








      このビルは「知床慕情」でも背後に映っている。

    




ここが「知床慕情」で寅が立っていた場所



「知床慕情」撮影の頃はすでにグレービルの奥のエンジ色ビルも建っていたことがわかる。







     相合い傘

    



    

     知床慕情

    




噴水はいろいろな角度から撮影されているし右にパンしてもいるのでとりあえず正面付近から2枚紹介。














    相合い傘でのバイ

    



寅たちのバイが行われたエリア↓
花が植えてあるあたり











    知床慕情でのバイ

    



「相合い傘」と「知床慕情」のバイの場所は、ほんの数メートルしか離れていない。 ベンチの間、
地下との連絡通路建物がある当たり








     バイを正面から見た映像↓

    



   札幌近郊にお住まいの長年の大切な寅友「北の桶」さんと合流。
   彼に兵頭パパが万年筆のバイをしていた場所に座ってもらった。

  










     背後のビルも激変

    




現在は高層ビル(大通りビッセ)になっている。





    






    さて、大通公園から徒歩10分で「望郷編」で寅が道を聞いていた交番に着く。

      





旧札幌警察署 中央区南一条巡査派出所


イギリス積みで造られた本格的なレンガ造りの建物で
赤レンガ交番として親しまれた交番。屋根が瓦で出来ていた。

今は北海道博物館・北海道開拓の村の展示場に
移動してしまって、跡地にはこのようなレプリカが建っている。
向こうに見える石の橋は補修されたり、ちょっとデザインをいじられてはいるが、一応今も健在。











そして政吉親分が入院している病院。
あの交番の道を挟んで斜め向こう。


この場所は5年前にこの「
上村講漢堂」さんの奥様にお電話し
いろいろ当事のロケのことなどをお聞きしました。


当事、寅が入っていくビルの横に上村医院があり、そこが舞台になったらしい。
もちろん、二階の入院施設は大船のセットだ。


      


      



現在も上村講漢堂さんは同じ場所にある。撮影時は二階が病院だった。
もっとも、あの本編のような入院施設は無かったそうだ^^;

おそらく、あのテレビ搭と南一条交番を撮影したくてその近くの
上村医院に決めたのだろう。





旧上村医院を正面から見るとこうなる。映画では右隣のビルが病院となっていた。






上村漢薬堂の中はこうなっている。





      
     あの交番と上村医院は目と鼻の先。
     寅たちがビルの中に入って行ったのは黄色いマークの隣のビル。

     







さあ、ラストはこの長い旅のクライマックス
千歳の荷馬車の牧場路だ。


この場所は難攻不落絶対に誰もわからない場所だと言われてきた謎の土地だった。


ここは越後の寅友、滝沢さんが当事の航空写真を元に
探し当ててくださった奇跡の場所だ。


今回の北海道行きに際して、滝沢さんには本当にお世話になった。
あらためて深い感謝と敬意をこめて、

本当にありがとうございました。





動画

溝口牧場の溝口健治さんに当事のお話を聞かせていただきました。
そして溝口牧場の牛乳を飲ませていただきました(*^▽^*)

3人の荷馬車シーンの裏話を当事馬車に乗って馬追いさんの役をしてくださった佐々木秀紀さんに
いろいろ興味深いお話を聞くことができました。

https://youtu.be/UrlpYOa0LzY



当事の新聞の切り抜きを見せてくれる佐々木秀紀さん。

https://youtu.be/EIDO66fu0mM


溝口さんご夫妻 そして 佐々木さん本当にありがとうございました!
とてもいい思い出になりました。




馬車の道は
苫小牧市美沢

赤い家は
北海道勇払郡安平町早来富岡317


現在は
社台コーポレーション早来ファーム

そしてこの荷馬車の路から一番近い牧場が溝口牧場。
この溝口牧場に船越英二さんが服を着替えに来られました。









地元のみなさんに愛されてきた
溝口(みぞぐち)牛乳





      溝口健治さんと奥さま

         



本編で馬追い(馬子)役をされた佐々木秀紀さん






      昭和50年7月21日のスポーツニッポンに載ったこの地のロケ写真。

      




馬追い役(馬方。馬子)。の佐々木秀紀さんが正面からセンターで写っている!
山田監督はこの作品を「放浪編」と呼んでもいいと言っていたそうだ。






溝口牧場の表の看板を撮り忘れたのでストリートビューで紹介^^;ヾ







荷馬車道全貌動画

https://youtu.be/0Do93v-bO2k




      当日は小雨が降っていたが奇跡的に山々ははっきり見えた!


      3人の向こうに山があり、そのてっぺんに電波搭が見える。

      

     


 今も同じ場所に存在する電波搭










このエリアの山々全体を撮影するとこうなる。↓









    あの鉄塔の山は
    コロイ山という海抜164mの山。
    山頂にはマイクロ中継局が幾つか設置されている。

    あの向こうに見えた山の上の鉄塔はマイクロ回線用だったのだ。


    





    





本編で見えるあの赤い家は現在はこのような牧舎になっている。






   馬車は左に移動して行く。



   


   










    









このエリアの山の全体






     さらに馬車は左に移動して行く。

    








このシーンは道の正面を撮影したカットもある。



   正面から見た馬車道

   




映画撮影から40年経っている現在の道。現在は道幅は2倍になり、物流のトラックがすれ違っていく。













続く


次回はいよいよ第18作「純情詩集」のロケ地
信州上田地方を2日間でめぐった。
その全カット踏破レポートを紹介する。





読売新聞朝刊(東京版)