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2020年10月21日号外!!


第44作『男はつらいよ 寅次郎の告白』の
あの銀座のコーヒー専門店が判明しました!!




   






銀座4丁目 並木通り
『琥珀亭』(こはくてい)という自家焙煎珈琲店だった。







もう、今から10年以上前から、調べては挫折していたこのコーヒー専門店は、
おそらく銀座のどこかにあったのだろうと思い、「朝日ソノラマ」を手がかりに
検索をかけてみたが、どこまで調べても正確な位置は分からずじまいだった。
この映画作品は
1991年秋の撮影なのでもう30年近くも経ってしまっている。



物証が映っている!!


当事の琥珀亭(ブログからみつけた)↓

大きな物的証拠の一つ。
キャッシャーの背後の家具とコーヒー豆ケースと赤い入れ物がまったく同じ!!




    






なぜ、この難攻不落だったロケ地が判明したかと言うと・・・

私のサイトの読者さんで、

長崎県在住、熱烈な寅さんファンのTさんご夫妻(イニシャルはK.TさんとS.Tさん)が

私にメールで「銀座4丁目の『琥珀亭』です」と、知らせてくださったのだ。

実家が東京で、この近辺にお住まいだったTさんご夫妻は、
高校生の頃から映画クラブに所属し、8ミリ映画作品制作のために、
この銀座を行動の地とされており
コーヒー好きもあって、銀座のコーヒー店は全て行きつくされたそうだ。
そしてこの銀座4丁目の並木通りにあった「琥珀亭」も二人で時々待ち合わせして
よく覚えていらっしゃった。

そしてTさん夫妻は、その後 
『After 5』 というブログを検索で見つけられ、
私に教えてくださった。
Tさんご夫妻とはその数日、何度かメールのやり取りでお世話になった。

その日のうちにすぐ、
私も上記↑の、外からの琥珀亭の写真が存在したブログや他のブログも見つけ、
Tさんご夫妻の紹介してくださった「After5」と、この合わせ技で結論に至った。

その「After5」というブログには琥珀亭の内部の様子の写真が数枚あり、
それが最終的には大きな物証になり、決定にいたった。




それではさっそく・・・



本編の当該箇所を先日2020年10月20日火曜日午後に
私が現地調査した写真と同時に再現してみよう↓↓


  泉ちゃんの楽器店への就職のため、東京駅で落ち会って、
  その後、銀座三越のカフェでおしゃべりしている満男と泉ちゃん。

   



  現在は、フランス料理の『ラデュレ』銀座三越店のサロン・ド・テ


   これらの調査写真は以下全て2020年10月20日撮影です。

   




   


   




   

  


    当時はもちろん店は違っていた。 満男と泉ちゃんが座っていた場所はこのあたりかな?

    




その日はとらやで寅に会い、満男の家で泊まって・・・



翌日お昼過ぎ





銀座 数寄屋橋 交差点






       




    








   数寄屋橋交差点スクランブル歩道を歩いていく満男と泉ちゃん。


      


      


      









銀座 和光の時計ビル前




    



    





 和光の時計アップ

    


    







これは本編冒頭、泉ちゃんと満男が新幹線から降りてお茶を飲んでいた
三越の喫茶店が真向かいにあるので
当然まとめ撮りです(^ー^)ノ




泉ちゃん「 じゃあ・・行くから

満男「いいよいいよ、一緒に行くよ



      >



   



   





和光の時計ビルのちょっと隣、木村パンの隣。





 銀座 山野楽器本店





      





   





 5階 管楽器のコーナー



   





  YAMANO FLUTE SALONの文字は現在はなかった。

   



  映画撮影当事と比べて
  20数年経っているゆえ、
  いろいろ模様替えや展示器具の入れ替えなどがあるが 大きな雰囲気は残っていた。

   






   





  当時は後ろ部分には撮影当時はホルンやサックス、トランペッなどが置かれていたが↑、
  現在はフルートが置かれている。↓


   








店員「はい

泉ちゃん「売り場主任の吉村さん、おいでになるでしょうか

店員「お客様は?

泉ちゃん「名古屋から来た及川と言います。
    大町先生の紹介だと言ってくだされば



店員「少々お待ちくださいませ



      









泉ちゃん「すいません


クラリネットを吹いている小学生



ペツォールト作曲 「メヌエット」



  右の方になぜか弦楽器が見える。
  おそらくこの映画の撮影用に階またぎで異なる楽器を混ぜたのだろう。
  



   木管楽器コーナー  防疫のためにどの階も透明ビニールシートでいっぱい。

   





   撮影当時は後ろに広めの書籍.楽譜コーナーがあった。↓ 現在はない。

   




   現在は山野楽器は1階2階は別のテナントが入っている。この階の後ろもおそらく別のことに使っているのだろう。

   




しばらくして

売り場主任の吉村が出てくる


吉村「及川さん・・ですね

泉ちゃん「はい

吉村「大町先生からお話伺っています



みんなで喫茶店に。


      










銀座4丁目並木通り コーヒー専門店『琥珀亭』 

(この撮影より後、14年後、2005年3月15日閉店)




サティの 「ジムノペディ」が流れている。



エリック・アルフレッド・レスリ・サティ

19世紀から20世紀に生きたフランスの作曲家である。
あだ青年だったパリ音楽院在学中にピアノ小品『オジーヴ』『ジムノペディ』『グノシエンヌ』などの
イージーリスニングを発表





    




琥珀亭でのロケは2シーンあり、最初のシーン↑と吉村主任がキャッシャーに向かうシーン。↓

   




   当事の琥珀亭。
   歩道から見た家具やコーヒー豆のケース。映画と全く同じ。
   家具の一番上の赤色の入れ物も全く同じ。

   



   






  ブログ『After 5』より↓

  閉店の3年前、2002年当事の、
  琥珀亭のついたてから前キャッシャーや入り口ドアまでが写っている写真。

  Tさんの奥様がこのブログの方に、先日メールでお聞きになって
  このスナップ写真の撮影年がわかったのです。
  ちなみにブログを運営されている方は後藤久美子さんと同い年で、
  偶然にも、吉岡秀隆さんの大学の後輩にあたるだそうです^^

  



 家具とコーヒー豆。
 本編と全く同じ↓


  



 天井のライトが決定的物証!!

   



   




 お店が閉じられる1年ほど前の2004年頃の撮影と思われる。
 琥珀亭のキャッシャーから見た並木通りと真正面の白いビル。
 映画撮影当事から10年以上経ち朝日ソノラマの看板はなくなり、
 おしゃれな服屋さんがテナントとして入っていた。

 この写真が琥珀亭の正確な位置関係を把握する上で一番役にたった↓
 朝日ソノラマがあった朝日ビルに、外からぐるりと被せるように白い建物が

 すでに建築されていたが
 幸いにも現在もこの白い建物自体は残っているゆえ、位置が測りやすかった。
 
まったくの真正面ではなく、琥珀亭はやや右にずれてはいる。

    



 『琥珀亭」は2005年3月15日に閉店し、その後大きなビルの一部となり、
 かつての『琥珀亭』の入り口付近のキャッシャー部分は高級服店の一部になって
 かろうじて前の白い建物が2005年の頃の物証として今も残っている。


    




   私のこのカメラ位置は当事のキャッシャーのちょっとだけ奥あたりだと思われる。

    





  まったくの閉鎖空間のショーウインドウではなく、服などもハンガーで十数枚掛かっているので

   店員さんにお願いさえすれば、お客さんがこのショーウインドウの中にも入れる雰囲気だった。

  男性服も少しだけれども飾ってあったので助かった(;^_^A


   






話を本編に戻そう↓↓



琥珀亭での吉村主任との会話が続く。






吉村「これは・・・うちだけではないと思いますけど・・・
   高卒採用の場合都内のいくつかの学校に枠を持ってまして・・
   学校推薦の形で採用する事になってるんです」
   つまり、高卒の採用試験は無いってことですね




吉村さん、システムが動かしがたいんだったら
それならそれで、大町先生に事前に電話か手紙で言わなきゃだめでしょ。
泉ちゃん往復新幹線代損してるやン(ノ_-;)ハア…
っていうか・・・
脚本が甘い( ̄∇ ̄;
)




泉ちゃん、大ショックを隠しきれない表情

満男も心配そうに見つめている。

そらそーだ。門前払いだもんね(ノ_-;)ハア…




吉村「大町先生のご紹介ですから
   僕もなんとかしたいと思うんですけどね。
   どうもこればっかりはねえ・・・



      



吉村「もちろん、アルバイトでしたらお世話できるんですけど
   それじゃ、あなたはご不満でしょ




      






となりで携帯電話をかけている男がいる。
このシリーズ最初の携帯電話だ。


      





吉村「あなた・・短大へ進むつもりはないんですか?


泉ちゃん「行きたいんですが、いろいろ事情がありまして


え!?泉ちゃん自身も本当はマジで短大行きたいの!?



      



吉村「でも・・たった2年ですよ。
  どうですか、がんばってみたら、
  はっきり言って高卒と条件も違うし、
  将来管理部門にも進めるし、
  もちろん採用試験はありますけど、
  その場合その場合、
  私も十分に力になれると思いますけどね




      




泉ちゃん「私どうしても来年就職しなければいけないんです


吉村「だったら・・・地元の名古屋のほうが有利なんじゃないですかいろいろと・・・


泉ちゃん「親元を離れて東京へ出たいんです。
    なんとか採用していただけないでしょうか
    お願いします。



      



どうしていいか・・・おろおろしている満男。

      



吉村「だからそれはできないって
   申し上げたつもりなんですけどねえ・・・
   弱っちゃったなあ・・・僕も用事あるし・・・

   じゃああの、一応この履歴書はお預かりしておきますから。

   ね。 一応ですよ・・・




      



泉ちゃん、立ち上がってお辞儀。



去っていく吉村。


キャッシャーでサインをし、会社のツケにする吉村。

このコーヒーショップの真向かいに
朝日ソノラマ 」が入っているビルが見える。





    





      





追記:

真向かいの朝日第2ビルに昔朝日ソノラマが存在したことがTさんが添付してくださった

この朝日ソノラマの書籍に挟みこまれていたハガキの住所ではっきりわかる。

この住所はまさにこの真向かいの朝日第2ビルそのまま。



      










BGMで同じく「サティ」の
クノシエンヌ第5番
が流れている。




泉ちゃん「無駄足だった・・・


満男「ほかの会社をいろいろ当たってみればいいじゃないか
   泉ちゃんならどこでも入れるよ



泉ちゃん「バイト探すようなわけにはいかないわよ。
     私、条件がうんと悪いし・・・



満男「条件?どうして・・・泉ちゃん成績だっていいんだろ


泉ちゃん「先輩は・・履歴書なんか書いたことないでしょ。
    私、高校3回転校してるのよ。
    両親は離婚・・・
    おまけに母親はクラブの雇われマダム



満男「そんなこと、泉ちゃんには関係ないだろ


泉ちゃん、堪えきれずにちょっと泣いてしまう。

泉ちゃん、席を立って

泉ちゃん「付き合ってくれてどうもありがとう。
    私・・・名古屋に帰る



満男「あ・・・送るよ」と荷物を持ってあげる。






という内容だった。






ここで、重要なことに先日気づいたのだが

この3人のシーンも、満男と泉ちゃんの二人のシーンも
会話のあるシーンは
全て大船のセット撮影だったのだ。


大船のセット撮影だと言う証拠はたくさんある。

■額付きの絵画の種類、
■壁や取り付けてある物、
■植物の大きさと種類
■コーヒーミル、
■ついたてのレタリングと、ロゴの関係はかなり違う、
■ついたてや柱の木の部分の色、
■壁の色、
■エアコンの有無。
■柱に付いている黒い取り付け物の有無。
■お客さんが男女から男二人組み。

などなど枚挙に暇がない。









   この赤い○部分がセットとは違う点だ。

    



    これら、全てセット撮影。↓

    

    



    



    





■後日、当事の琥珀亭お写真データさらにいただきました。
 下記↓に追記事項(2020年10月30日追記)あり









  現在に戻って・・・・↓




  並木通りの向こう正面の白いビルから見たらこうなる
  正面の人形の絵があるショーウインドウのところが琥珀亭


   








   もう一度ダメ押しでチェック



   何度観ても天井ライトたちと入り口ドアは全く同じ。
   だからキャッシャーと前のビルが映っている2つのシーンはロケ撮影!!


    





  真正面というよりは、
  真向かいの白い建物のほんのちょっとだけ右寄りか

   






    この、キャッシャーと前の並木通りが見える2つのシーンだけ現場ロケ。


    



    






     





    






   タイマーで 記念撮影

    




    






  お店の入り口には大きなオブジェが飾られている。

   





   市松模様の特集を長期間しているようだった↓

   





   


  

   


   

追記(2020年10月30日)


追記
:(2020年10月30日)

当事の琥珀亭のお写真データ新たにいただきました。
    
先日、お世話になったTさんの奥さまと、
「After5」の管理人さん(ブログの中ではAさんと呼ばれている)が
女性同士であのあとも何度かメールでやり取りをされて
管理人さんのAさんが当事お勤めになられていた「琥珀亭」のお写真を
ご多忙にもかかわらずご自宅でいろいろ探してくださり、
それらの写真を画像化してTさんご夫妻にサーバー経由で送ってくださったのだ。

Aさんは、Tさんご夫妻からの情報で、私のこの「男はつらいよ 覚え書きノート」の
この当該記事もしっかり読んでくださり、
当事の琥珀亭のお写真を新たに見つけられることによって私のサイトに役立てればと
思ってくださった、ということだった。
私がそれらのお写真をサイトに掲載してもOKというお許しもいただいた。
本当に嬉しくありがたいことだ。

After5」の管理人さんのAさんには本当に心より感謝です!
ご多忙のところ、お手数をおかけいたしました。 ありがとうございました。

Tさんご夫妻にも、きっかけとなった最初の貴重な青春時代の情報をいただき、
お手数をおかけし、恐縮です。
本当に感謝です! ありがとうございました。


そして、
新しくいくつかの当事の店内写真が見つかったことで
第44作寅次郎の告白本編当該箇所との比較ができるようになり
After5」の管理人さんのAさんもTさんご夫妻と本編と写真を比較され
いくつかの相違点を指摘された。

(画像の近くの小さな文字がAさんのコメント。 
 同じく画像の右端の※の小さな文字もAさんのコメント)


もちろん、セット撮影だというのはもうすでに1週間ほど前に確定し、アップもしたのだが
さらに細部の物や設置物にいたるまでダメ押しで考察されたのだ。




それでは下記に紹介していくことにしよう↓↓






   (画像の横の小さな文字はAさんのコメント。 ↓)


      キャッシャーの上の赤い箱はカリタチェックだった!
    
(お写真の女性はAさんの職場の同僚の方です)


      



      




      本編のカメラ位置とアングルにやや近い貴重なお写真↓↓
     椅子は2種類映っているので重々しくない方の椅子を本編撮影で採用したのかもしれない。


      




       Aさんがわざわざ作ってくださった当事の琥珀亭の配置図↓↓


         




    キャッシャーの目の前の棚。販売品棚の隣。
    アイスコーヒーは水出しだった。↓ウオータードリップ器具が見える。

    (画像の横の小さな文字はAさんのコメント。 ↓)

       





   同じく、キャッシャーの真向かい。ドアのすぐそばの棚。

    






    Tさんご夫妻はいろいろな点で考察されて行かれた。
   小物は撮影時に交換できても店奥のカウンターの色などは不変ゆえ、決定的証拠となる。

  実際の店内のテーブルに、大船セット撮影の本編ピンポイント位置を無理やり合わせると
  ついたての直後のテーブルとなるので店内図の第11卓と第12卓のあたりとなる。



   (画像の中の黄色い囲みや記号や小さな文字がTさんのコメント。 
   同じく画像の右端の※の小さな文字や外の文字はAさんのコメント↓)


    



   (画像の中の黄色い囲みや記号や小さな文字がTさんのコメント。 
   同じく画像の右端の※の小さな文字や外の文字はAさんのコメント↓)

   




   この背後に見える壁の角の木を見てほしい↓↓

   




   AさんやTさんご夫妻がくださったこの画像と上を見比べてほしい。
  壁の角の柱の木がまったく違う。ボードや小物は換えることができるが、建築は換えられない。


   




   本編で使われていたコーヒーカップや砂糖容器とは違う形デザイン。
  ただし、こういうその場で簡単に交換できる絵や小物は実はセット撮影だと言う証拠には弱い。
  カウンターやテーブル、ソファーなどは簡単には入れ替えができない。

   




   (画像の中の黄色い囲みや記号や小さな文字がTさんのコメント。 
   同じく画像の右端の※の小さな文字がAさんのコメント↓)


   





   



  (画像の中の黄色い囲みや記号や小さな文字がTさんのコメント。 
  同じく画像の右端の※の小さな文字がAさんのコメント↓)


   




   ランプ照明系は全部本編とは違っている↓↓

   





   これも映画本編のロケ撮影アングルにやや近い構図。
  左側のついたてがかなり右側のついたてと距離があることがわかる貴重なお写真↓↓

  
左のついたての手前が、上記で説明した店内図の第11卓。その手前が第12卓。

   朝の準備時のお掃除中ゆえにこのお写真では同僚の方は蝶ネクタイをはずされています。

   






   これもAさんが提供してくださったとても貴重な店奥の方の写真。
  
壁自体が建築的に本編とかなり違う。これは決定的な証拠。
  取り付け家具と取り付け棚も違う。物は取替えられるが、取り付け家具が違うことは証拠となる。

   



   実際には、映画本編のようなレンガ壁は存在しない。


   (画像の中の黄色い囲みや記号や小さな文字がTさんのコメント。 
   同じく画像の右端の※の小さな文字がAさんのコメント↓)


   




    このお写真に写っているボードが、本来の「本日のサービスコーヒー」のボードだそうだ↓↓

    





    形の良いアンティーク時計。時計も本編とぜんぜん違うし、位置も違う。
   

     





    端についたてが見える。このお写真もいろいろな証拠が見える。

    



    



    





     




参考WEBサイト↓

一番上の方のブログ『After5』は
「琥珀亭」の正確な位置と物証を確定する上で大きな決め手となりました。
感謝です。



『After5』 https://ameblo.jp/jimuin-2/entry-10495923121.html



https://visolieto.exblog.jp/1146406/


http://umematch.blog25.fc2.com/blog-category-18-1.html


http://blackcoffee1964.blog.fc2.com/blog-entry-87.html



https://ameblo.jp/osanpo-cafe/entry-10001209054.html






『琥珀亭』の旧マッチの絵が、版画家・川上澄生氏のものであると他のブログに書かれていた。


Aさんによりますと、琥珀亭のオーナーさんと川上さんが知り合いだったそうだ。


    



川上 澄生(かわかみ すみお、明治28年(1895年)4月10日 〜昭和47年(1972年)9月1日)は、日本の版画家。神奈川県出身。本名は川上澄雄。


川上澄生の木版画には、大正末期から昭和の頃に盛んとなったオランダ文化研究の影響がみられる。
かつての横浜絵や長崎絵のような発想・主題からやがて明治の文明開化期の詩的表現へと向かっている。
特に長崎南蛮風俗、明治開化風俗に惹かれ、それらは素朴な彫り味と、懐古的な詩情に満ちており、独自なプリミティブな作品を生み出すこととなった。
彼の版画は、すべての工程を一人で行う創作版画であり、自作の版画による絵本も愛好すべきものとなっている。
また、ガラス絵、肉筆画も残しており、国画会の会員となっている。

Wikipediaより抜粋。



  川上さんの代表作 「初夏の風」 1926年 木版多色刷 23cm×35cm








グーグル ストリートビュー↓ピンポイント『琥珀亭』
https://goo.gl/maps/ktaEfT7CDTQzk9XL7



『琥珀亭』 東京都中央区銀座4-3-14


山野楽器銀座本店の裏出口から出て北側から回ったら
吉村さん、満男、泉の3人は、2〜3分で琥珀亭に着く。
南側に回っても3分かな。




    





    Tさんの奥様は、上のブログ(After 5)の方にコメントも書かれています↓
   寅次郎の告白の記述も読めますね^^


    




    アイスコーヒーが水出しで、人気があったようです。


    




    




以上、現場調査のレポートでした。 2020年10月21日アップ


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