2017年3月25日

さくらの像お披露目  除幕式

そして息子の修了式。


山田監督と倍賞千恵子さんが除幕式の後
銅像台座にサインを入れられました。




    





    




    インタビューを受ける山田監督と倍賞千恵子さん。

    





    




    





       台座にサインをされる倍賞千恵子さん。


       




       




          





        






        少し撮影させてもらった。

        




       寅さん友達の市川のOさん。

       





       





      






      






     







    






    






    吉野ほつね君も来ていた。 菜花で歓談。

    





    倍賞千恵子さんのサイン「さくら」が刻まれている。
   吉田穂積さんのアトリエで許可をもらって入れたものだと彼女が言っていた。


    





    こちらの側のサンダルには千恵子の「」が入れてある。


    





    夜になってほつね君を見送った。ようやく観光客さんが少なくなった。

    






     







    






    






    





     





     






     除幕式の翌日は小雨でした。


    寅「さくら、ぬれるからもう帰りな」



     






     






作者の彫刻家吉田穂積さんは
どの作品のコスチュームを資料にしたのか考えてみた。





さくらの像は全体を第18作「純情詩集」をヒントに、
後姿の一部を第14作「子守唄」から、取っていることがわかった。

ポーズ自体は第19作「殿様」もあるかもしれない。


第18作は大きな全身のイメージを作るときに使われた。

「大きな襟の長袖シャツ」と
「ひざくらいまでの長さのデニム系スカート」と
「ハイソックス」

この3つの取り合わせはこの第18作「純情詩集」だけ。


第14作「子守唄」は
さくらのボリュームがあるウエーブが入った髪型や
エプロンが背中が見えるエックスひもで、かつ、
大きめの蝶結びを使いたいので参考にされた。

しかしエプロンや髪型は
他のいくつかの作品でもその傾向が見られるので
それらもまぜて参考にしたのではないだろうか。

特に前面の胸の上のエプロンの形はU字ではなく
まっすぐなので上記の2つの作品以外の
複数の作品を参考にして入るのは間違いないだろう。

一方
さくらのポーズのデッサン自体はモデルさんを使って
デッサンしていると思われますので
さほど映画から探す必要はないと思われます。
そのような人体の構造は平面の小さな画像より
人間の実物を見てデッサンしないと作れない。

映画画像を参考にするのは
あくまでもうわべのデコレーションだけ。










     ↓第14作「子守唄」


     



      





    第18作「純情詩集」




         



     





    エプロンの前のラインやひもは複数の作品かをヒントにしていると思われる。


    




    







    第19作「殿様」などではこのようなポーズもあるが、
   基本人体のポーズはモデルさんにポーズをさせて制作するので
   あまり画像に頼ることはないと思われる。


     




     







    さくらは口を開けてなにかしゃべろうとしている。


    




    二人の銅像の間に微妙に緊張感がある。


    





    除幕式の2日後、小雨の中、息子の大学院の修了式が行われた。

   思えば6年前東京を選んだ息子のおかげで、
   再び東京に住む大儀ができ、柴又に来れたのです。

   本日午後、大学、大学院の卒業式にて。...



    





     客観的に見て、6年間よく努力し、精進したと思う。

     



    東京は、自分の大学時代、教員時代、そして柴又時代、全部合わせると17年間。
   大阪時代と並び人生で一番長く住んでいる都市になりました。
   それでもバリ島時代の21年間にはいたらないけどね^^;




   修了式の翌日帝釈天の二天門前で記念撮影。


      





      帝釈堂の前で。

      





      ここから数年は息子はフリーランスの映像作家として動いていく。茨の道は続くのだ。

      





      それでは本日からバリに2週間仕事で行ってまいります。